マーロウ図書室

本の感想など人知れず語る部屋

城塞(中)。

著者:司馬遼太郎
約590頁
新潮文庫

中巻も相変わらずの長さで...
面白さも変わらずですがね。
内容は、冬の陣の直前から
夏の陣の直前辺りまでのお話でした。

上巻の小幡勘兵衛目線よりも、
大坂方目線が多く、武将の話などもあり
ただ単に戦争だけではなく、
武将の人間性などが絡んだ展開が
より面白さを増してます。

これを読む限り、
考えの甘い大坂方では
家康の悪どいやり方に嵌められる
のも納得かなと。
いつまでも現実を受け入れないのはね。

まぁ、でも、
騙して濠を埋めるのは良くないです(笑)

*マーロウ満足度指数*
★★★★★★★★★★

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城塞(上)。

著者:司馬遼太郎
約600頁
新潮文庫

大坂の陣のお話です。

いや~
上中下3巻なのに
上だけで600頁という長さ......
が、しかし、
やはり面白い(^○^)

豊臣家を潰すことが目的で、
なんとか合戦に持ち込もうとする家康。
あくまで家康は豊臣家の大名であり、
天下人は秀頼であるという淀殿。
そんな中で話が進みます。

実際は、
諸大名どころか平民までもが
家康が天下人と認識してるんですがね。

そこから、
徐々に東西対決へ向かって行く様子が、
流石だなと思わせる面白さです。
これまた勉強になります。

上巻はいよいよ激突か!?
という所で終わりなので合戦は無し。
中巻で遂に始まるか!!
と、次が楽しみですo(^o^)o

*マーロウ満足度指数*
★★★★★★★★★★

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菩提樹荘の殺人。

著者:有栖川有栖
火村&アリスシリーズ
全4編トータル約310頁
文春文庫

ん~
驚きや奇抜さは無いけど、
安定した面白さでした。
学生時代の二人に触れてる部分も
ちょくちょく出てきました。

マーロウ的には、
少年犯罪を取り上げた
「アポロンのナイフ」が印象的でした。

被害者の個人情報は晒されるのに、
加害者は法に守られる。
そんな、時代にそぐわない制度に
何か感じる人は多いんじゃないかなと。

今後も、少しずつでも
読んでいきたいシリーズですね。

*マーロウ満足度指数*
★★★★★★★☆☆☆

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