マーロウ図書室

本の感想など人知れず語る部屋

江神二郎の洞察。

著者:有栖川有栖
学生アリスシリーズ短編集
全9篇トータル約460頁
創元推理文庫

学生アリスシリーズ第一短編集で、
アリスの入学からマリアの推理小説研究会
入部までの期間のお話です。

学生生活を送りながらの、
青春を含めた推理研のまわりでの
ちょっとした謎。
そんな感じで、
人が死にまくるとかではないです。

作中作(部員の作品)に挑む話があったり、
「9マイルは遠すぎる」ばりの話があったり
ガチ過ぎないミステリーで
丁度良く楽しめる感じでしたね。

このシリーズも、
残り長編1と短編1で完結とのことなので、
それを楽しみに待ちたいですな。
まぁ、いつになるかは分かりませんが。

*マーロウ満足度指数*
★★★★★★★★★☆

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世に棲む日日(四)。

著者:司馬遼太郎
約310頁
文春文庫

幕末の長州藩のお話その4。

4巻は、
激動の時代で躍動する高杉晋作が
亡くなるまでのお話でした。

いやしかし、
晋作は面白い人物ですね。
ビジョンを持って猪突猛進しながらも、
権力に興味がなくて女好き。
師匠の松陰のような潔癖さがないです。

しかし、
凄いエネルギーですよ。
20代で国を思い、将来を見据えて
ルールも破り行動するわけですから。
で、
松陰も晋作も20代で亡くなってますからね。

そんな若者の、
面白く生きた様子が良く伝わって来ました。
良作です。

*マーロウ満足度指数*
★★★★★★★★★★

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世に棲む日日(三)。

著者:司馬遼太郎
約310頁
文春文庫

幕末の長州藩のお話その3。

激動の時代に入った長州藩での、
高杉晋作らの目まぐるしい動きが
興味深い内容でした。

藩が京で力を持ったら落とされて、
攘夷で勢い付いた奇兵隊が京に乱入しては
敗北し、外国からは攻撃され、
更には朝敵として討伐される身に。
晋作も、それらに会わせて二転三転する
状況に置かれてしまう感じです。

攘夷から開国へ方針転換せざるを
得ない中での、様々な衝突で
命を狙われたりしてましたし、
西郷隆盛も暗躍してるし。

いやぁ、面白いし
また勉強になりました。

*マーロウ満足度指数*
★★★★★★★★★★

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